北木島 その2
K’sラボの近くに北木島のメビウスの輪と題した石のモニュメントがある。
空間のメビィウス・円環180°のひねり 作者:牛尾 啓三
↓ 北木石の丁場
この丁場は明治25年(1892)に開かれ、現在も採石が続いている。
ここから切り出された石は明治生命館、東京丸の内本屋など重要文化財にも使われている。
良質の石を求めて地下深くへと掘り進んだ結果、天に向かってそそりたつ岩壁が誕生した。
ちなみにお笑いコンビ「千鳥」の大悟は、この島の出身で島の有名人。
この丁場へ行く事務所の看板に写っているのは彼のお父さんだそうな。
千の浜(ちのはま)の護岸景観 ↓ 北木のベニスとも呼ばれている。
千ノ浜の海岸は採石の廃土石により埋め立てられ、小さな石の積み出し港としても利用された。
採石で発生した端材を利用して護岸が築かれている。
矢穴の残る大小の石を巧みに組み合わせる様は原産地ならではの光景
とある。
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