87番札所 長尾寺
2023年は弘法大師 御誕生 1250年の年。
それを記念して88ヶ寺では、納経帳に従来とは違う判(スタンプ)を押してくれる。
↓ 例えば長尾寺の場合はこんなスタンプ
四国遍路の金剛伺、近年は「同行二人」が書かれている
当山の大師堂前にこの歌碑がある
あなうれし
ゆくもかへるもとどまるも
われはだいしとふたりづれなり
いつもお大師さまが自分に寄り添ってくださっている 心配する
ことないよ 安心して行きなさい いつまでも どこまでも
これこそがお大師さまのお心であると 南無大師遍照金剛
香川県の東ではこの判をもらってないお寺は86番・志度寺と87番・長尾寺と84番・屋島寺。
まず87番札所・長尾寺へ行ってきた。
ウキペディアによると、
寺伝によれば天平11年(739年)行基が当地で楊柳に霊夢を感じ、その木で聖観音菩薩像を刻み、
堂宇に安置したのが始まりとされ当時は法相宗とされた。
なお、寂本の『四国偏礼霊場記(1689年刊)』には、聖徳太子が創建し、本尊聖観音菩薩像は
空海作で同時に阿弥陀如来を造り当寺を再興したとなっている。
お寺の中にはたいてい神社があって神様を祀っている。
ここには長尾天満自在天神宮があった。
説明看板に曰く、
平安時代、この寺に明印という名僧がいた。讃岐国司であった菅原道真公と親交が厚く
延喜二年(902年)道真公が九州へ左遷の時、志度浦に出て「不期天上一円月 惣入西方万里雲 」
の詩を贈って心を慰めた。道真公もまた詩と自画像を明印に与え、別れを惜しんだが、後にこの
古事により宝永七年(1710年)天満自在天神宮として建立、当山鎮守として祀られている。
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