第31番札所 竹林寺
↓ 納経帳
↓ 山門
↓ 本堂
↓ 大師堂
ここのお寺はすごい!
何と! 御朱印の代金がペイペイで支払える。
ペイペイが使える寺をネットで捜したら四国霊場八十八ヶ寺では
22番札所・平等寺があった。 だから多分この2ヶ寺だけと思う。
キャッシュレス時代の昨今、これからも使えるお寺は増えていくに違いない。
ちなみに私は現金を持ち歩くのが嫌いだ。
世の中、進歩しているのに便利なものを使わない手はない。
でもコンビニやスーパやお店など支払いを観察するに、まだまだ現金派が
ほとんど。日本はお札が比較的キレイな事が要因だそうな。
中国はお札が汚いからキャッシュレス化が進んでいるという。
変な理由ではあるが・・・・。
今年は宗祖弘法大師御誕生1250年記念の年でその記念印を押してくれる。
このお寺のそれは ↓
「虚往實帰」
「虚(むな)しく往(ゆ)きて實(み)ちて帰る」と読みます。
これは弘法大師が唐での師であった恵果阿闍梨(けいかあじゃり)を偲び、
その人となりを讃えた碑文の中の言葉。
恵果和尚はお大師さまに密教の奥義を残らず授け終えるや示寂されます。そ
の際、千人を超す弟子を代表してお大師さまが和尚の徳行を讃仰する碑文を
したためたのでした。その中で、お大師さまは恵果和尚がいかに清貧であり、
正法を伝えるに努力を惜しまなかったと述べています。
何も持ちえず空っぽのままで入唐したけれど、得がたい教えを十二分すぎる
ほど授かり持ち帰ることができた。師の厚恩への尽きることない感謝と慕念
がこめられた言葉であり、またお大師さまの入唐求法のすべてを表す言葉で
す。
虚しく往きて實ちて帰る。
皆さまのお遍路の旅もそうであればいいですね。
そして、昨日より今日、今日よりも明日、明日よりも明後日、と心がけなが
ら日々をていねいに努め、生涯を終えるとき、今生を實ち實ちて生ききるこ
とができたと思えるなら、これに勝る幸福な一生はないと思うのです。
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