第125回 ぴんぴん句会ノート 7 月
兼題:「うなぎ」と自由で三句 2024年7月31日 By ネット
■ 秀 弥
伊豆の旅妻へ土産に焼鰻
釣り糸に絡む鰻の白き腹
源内さん蒲焼きうまし土用丑
まなうらに消えぬ老舗の鰻料理
ゴルフ終え集う三島の鰻宿
■ 金 博
南洋の友の一報「シラス見ゆ」
にょろにょろと源内偲ぶうなぎかな
黄帽子の列組み駆ける水田道
蝉の羽根くわえる乙女虫愛ずる
■ 延 一
泥の穴砂利に素足のうなぎ釣り
蝉時雨むかしは良き日ばかりなり
あかつきの散歩やすずし飯野山
■ 道 子
夕風や鰻屋の出す藍のれん
鰻屋ののれん横目に通り過ぐ
兼題と称しうな重所望せり
■ 前 田
負惜しみうなぎは嫌いと言う輩
海の中ふるさと目指せうなぎの子
うなぎ待つ行列前に覚悟揺れ
綾川でうなぎ捕らえた遠き日々
高知までうなぎ求めて走る旅
うな丼を囲む食卓笑みあふれ
■ 三 谷
匂い嗅ぐ七輪香るうなぎかな
焼き風味漬けか白かのうなぎかな
高嶺華安値頼りのうなぎかな
あとがき(博 記)
兼題を「うなぎ」として取り組んだ、先ずはスーパーの魚売り場を覗いた
三千円!?!?
昔 パラオへ旅した三井物産の友人(中山・中沢)が鰻の産卵地を発見
したとの新聞記事があったのを思い起こした
次回は、八月! 「ふるさと」で、お盆・帰省・幼なじみ・・・
「懐かしく」思い起こしてみたい
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