パンダ
日本パンダ保護協会のパンダの基礎知識によると、
パンダは絶滅に瀕している動物であり、生きている化石とも呼ばれ、中国国家第1種類
の重点保護動物である。
主に四川省西北部、西部及び西南部に生息しているが、一部は甘肅省東南部から
陜西省南部にかけての高山地帯にもいる。
野生パンダの生息数は2021年3月3日現在1860頭で、ワシントン条約で
その売買が禁止されている稀少動物。
パンダ全身の色は白と黒の二通りしか見えないが、目の周り、耳、肩、両手、両足
だけが黒色になっている以外、全てクリーム色である。
パンダの主食は笹と竹の子であるが、キュウイなどの果物も食べる。
まれに昆虫や小動物も餌として食べる。
パンダの発情期は1月下旬から5月中旬まで、1年1回である。
しかし、パンダの雌が妊娠できる状態にあるのは、わずか2日だけであり、
妊娠期間は97日~163日間である。
出産は通常1頭のパンダを産み、野生のパンダが双子を産むことは減多にない。
生まれたばかりの赤ちゃんパンダは体重がわずか90g~130g、体長は10cm~15cmで、
親の1000分の1の大きさである。
生後5,6ヶ月経った時点で子パンダは笹を食べ始め、生後8、9ヶ月で離乳し、生後約18ヶ月で
親離れをする。雌は4~5歳、雄は6~8歳で生殖可能となる。
私がパンダの実物を見たのは和歌山のアドベンチャーワールドだった。
数頭いたように思う。中国からの預かりものだから大切に飼われていた。
ペットの如く大事にされる動物、自然の中で生きる動物、食肉になる動物、
動物にも生まれながらの格差がある、人間社会と同じ。
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