第80回日本ユネスコ運動 全国大会 in 新居浜
2024年度 日本ユネスコ運動全国大会が11月23日(土)愛媛県新居浜市で行われた。
四国ブロック・ユネスコ活動研究会も同時開催の大会。
● 主催は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、愛媛県ユネスコ連絡協議会
● 主管は新居浜ユネスコ協会
● 会場はリーガロイヤルホテル新居浜
私の所属する丸亀ユネスコ協会からも川松会長はじめ8名が参加。
● 本大会テーマ :
『 持続可能な未来絵へ ~SDGs の先進事例から学ぶ ~ (~ ESD学びの場からの発信~)』
● 開催主旨(大会パンフより):
今、世界は戦争に揺らぎ、環境汚染が生態系に深刻な影響を及ぼしています。こうした状況に
真摯に向き合うには、一人ひとりが「心の中に平和の砦」を築き、SDGsの目標達成に意を
尽くさなければならないと考えています。
中 略
持続可能な未来のために、大会参加者はもとより、時代を担う子供たちや世界中の人たちに
この思いを届けたいとの思いで今大会に臨みます・・・とある。
12時半からオープニングの篠笛演奏から始まった。
奏者は新居浜市出身の篠笛演奏家・阿部 一成氏。
因みに篠笛とは、竹の割れ止めに藤を巻いて漆を塗る以外ほとんど装飾してない横笛。
13時より開会式、ユネスコの歌の斉唱の後、主催者挨拶・新居浜市長による歓迎の言葉、
来賓祝辞と続いた。
13時55分より1時間、末岡 照啓 氏による記念講演があった。
演題は「SDGsの先進事例から学ぶー別子銅山の環境対策から新居浜港CNPへー」
大まかな内容は、別子銅山は住友グループを生み出した母なる銅山であるが、銅を
採掘したアトのはげ山を元の森林に戻した、正にSDGsの先駆けとなった事例を紹介
したもの。
SDGs なんてなかった時代からその精神が実践されていたと強調、別子銅山で煙害
問題が起こった時、住友二代目創理事の伊庭 貞剛が荒廃した別子の山々を見て、
「別子全山をあをあをとした姿にして、之を大自然にかへさならない」と山林保護の
方針を立て実行したと言う。こんなにも昔の人が SDGs の精神を発揮したのは驚き
驚き。偉い人は違うなぁ~とつくづく思う。普通は儲かったらアトは野となれ山となれ
が多いのに・・・。
15時10分より約1時間、新居浜市内の小学校、中学校、高等学校の生徒による実践発表会
があり、無事閉会した。。
四国大会には毎年参加しているが、今回は全国大会も兼ねていたので参加者も360人を超え
過去に私が参加した大会の中では最大規模だった。
ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ紛争がいまだ続く中、改めてユネスコ
憲章を守りたい。
戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなけ
ればならない
以下 CMです、
丸亀ユネスコ協会では、入会者を募集しています。ご希望の方は下記までご連絡下さい。
◆ 〒763-0046 丸亀市南条町11-4 総合造形センター内 小久保 事務局長
丸亀ユネスコ協会 電話: 090-1172-2057
FAX: 0877-24-2057
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