桂浜にある海津見神社(龍王宮)は、ほこら形の神社。
参拝して中を覗くと御朱印は若宮八幡宮でお授けします旨のお知らせがあった。
そこで早速 若宮八幡宮へ御朱印をもらいに行った。
↓ 若宮八幡宮
↑ 若宮八幡宮の鳥居にはいわれがあるとかで、ご紹介すると、
長宗我部元親が豊臣秀吉の先鋒隊として九州に遠征する際、武運を祈りいざ出陣という時、軍旗が鳥居の笠木に引っ掛かり落ちた。
衆人はこれを不吉とし出陣を見合わせるよう進言したが、元親は「敵を笠にかけて討つ」と吉祥前兆と祝し出陣した。
しかし結果は惨敗、帰郷した元親はこの鳥居を不祥の鳥居とし海上遥かに流した。
爾来 280余年間 鳥居なき神社として有名だったが、慶応元年の地震の際 鳥居の根石が地面から浮き出た事から、これを神意とみなし明治3年3月に再建した。
面白い!
若宮八幡宮は創建が1185年と言うから相当古い神社。
吾妻鏡によると、鎌倉幕府の基礎を固めた源頼朝は祖父・為義公の慰霊と源家の長久を祈り、京都六条に左女牛若宮(サメウシノワカミヤ)を創建し、土佐国吾川郡一円を同社の新領地として寄進した。その神領鎮護の神として石清水八幡宮の御分霊を御勧請したのがこの神社。
↓ 若宮八幡宮の御朱印
↓ 海津見神社の御朱印
この御朱印 ↑ をもらう時にちょっとしたエピソードがあった。
海津見神社の御朱印を下さいと言うと巫女さんが「何故ここへ ?」の質問。
「参拝した時ほこらの中にここでもらえると書いてましたから」と言うと即書いてくれた。
質問した理由を聞くと、参拝もしてないのにお札だけもらう人がいるからだそうな。
えっ~そんな人いないだろう~。
祠の神社の御朱印をもらったのは確か初めて。
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