Jou光

  • 親父
    彼は子供の時から絵が上手いと、親の欲目で思っている。目の前でさらさら描かれると、ついつい感嘆してしまう。世の中いっぱい絵の上手い人はいるが、この道で飯が食えるのはスポーツ選手と同じで極一部。でもとにかく趣味でも良いから絵を描くことは続けて欲しいと願っている。

春爛漫

  • ぼけの花
    柿茶の里は徳島県美馬郡つるぎ町に位置する。柿の葉の生産農家へ毎年春と秋に行く。春はことさら美しい。桜が咲き乱れ山の木々が新緑に包まれる。澄んだ青空に身も心も洗われる気がする。

アユタヤ遺跡

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    1491年に建てられた王族の守護寺院。3つの大きな仏塔には、ラーマティボディ2世と父、兄の遺骨が納められています。 寺院ではありますが僧は居住せず、王の礼拝堂として王族の儀式に使用されていました。この寺院もまた、1767年ビルマ軍により破壊され、16mあったという金で覆われた仏像も金を奪われた後、壊されてしまいました。

暁の寺院 タイ

  • Pict0350
    トンブリ王朝時代の守護寺で最高位の寺院とか。きらきらと輝く陶器の破片に覆われた高さ約79mの大仏塔は、ラマ3世により5年がかりで改装された。朝日を浴びた大仏塔の神々しい姿が”暁の寺”の名前の由来。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

  • Pict0201
    セイロンへの留学から戻ってきた僧侶のために、1357年初代王ウー・トーンが建立しました。仏教寺院は瞑想の場として使用されていました。現在も多くの仏教徒が訪れ、週末は観光客でにぎわいます。

水上マーケット

  • Pict0116
    ダムナン・サダックの水上マーケット。その昔、”東洋のベニス”と言われたバンコクでは、日常的商取引には運河が利用されてきた。水上マーケットは、古き良き時代の情緒溢れるバンコクの生活を体感させてくれる。 

2008年7月 タイ王宮

  • Pict0429
    白壁に囲まれた20万㎡の敷地内には、1782年に建設された国王の宮殿、即位式の建物、王室守護寺院のエメラルド仏寺院などチャクリー王朝歴代の王により建造・改築された建物が建ち並んでおり、ラマ8世までは実際にここに住まわてていたとか。

涅槃寺

  • Pict0386
    タイ語で Wat Pho(ワット・ポー)と呼ぶこの寺は、ラマ1世が建立したバンコク最大の境内を持ち、バンコク最古の歴史を持つ寺院。本堂には写真のようなリクライニング・ブッダの愛称で親しまれている寝釈迦仏が横たわる。足の裏には螺細細工でバラモン教における108の宇宙観が表現されていると言う。

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健康を考えるつどい

末期がんを乗り越えて

春名 伸司 著・末期ガンを乗り越え100歳をめざす

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あの人の養生(山内 浩 先生)

相模原市で漢方診療を取り入れたクリニックを開設されている山内先生から以下のような手紙を頂いたのでご紹介します。

小生は10代後半から御社の柿茶を飽きもせず(笑い)飲み続けまして早や、50年以上となりますでしょうか。柿茶、スイマグ、1日2食の3点セットだけは不思議と長続きしまして、齢74とはなりました。まだまだ10年以上は診療に従事したいと思っております。今後とも柿茶を健康維持につづけたいものです。 相模原市 山内クリニック 院長 山内 浩

山内先生が『あの人の養生』という連載記事に掲載された。

毎日忙しく臨床にあたっている治療家の先生方は、日々どのような養生法を取り入れているのでしょうか。

第1回目は、都立大久保病院東洋医学科の初代医長を務めたご経験を持ち、現在神奈川県相模原市で漢方診療を取り入れたクリニックを開設されている、山内浩先生にお話をうかがいました。

先生と東洋医学との出会いについて教えてください。

山内 私は今から50年以上前の高校生の頃、慢性の胃腸炎に悩まされていました。今でいう機能性デイスペプシア(FD)のようなもので、胃痛や胸焼け、ゲップ、腹部膨満感、便秘などの自覚症状にけっこう苦しんでいたのです。当時(1960年代)の大学病院を含む現代医学の診断と治療を受け、いろいろな対症療法の薬を飲んでいたのですが、残念ながら効果は十分ではありませんでした。ありがたいことに、当時私が通っていた神奈川県立湘南高校は図書館がたいへん充実しておりまして、医学や健康法に関する本がたくさん所蔵されていたのです。漢方や鍼灸、指圧、食養、さらに断食療法などに関する文献も数多くあり、読み進めるうちに、東洋医学的な考え方や治療法にも自然に興味と関心を抱くようになったのです。そのような中で、自分は根本的に胃腸虚弱体質を治す必要があるのではないかと考えるようになり、休学して療養に専念することに決めました。そして

たしか高校2年、17歳の春3月、雛祭りのころだったとおぼえていますが、都内のあるクリニックに自分の意思で入院し、3日間の短期絶食治療を生まれて初めて受けました。そのクリニックの先生は東洋医学を取り入れた診療を行われていて、食生活やフィジカル・エクササイズについても指導していただきました。食生活を見直し身体を鍛えることで、次第に体調がよくなって、いつの間にか消化器症状もなくなりました。その後、次第に胃腸虚弱体質が改善され、復学し、元気に過ごせるようになったのです。

治療に東洋医学を取り入れられたきっかけは何ですか。

山内 先ほどもお話したように、私が医学、医療というものに興味を持ったのは、胃腸病に悩むなかで東洋医学との運命的な出会いがあったからのようでした。医師になれば患者さんに、西洋・東洋のそれぞれの治療法を融合した治療ができると思い、医師を志すようになったのです。

1978年に消化器肝臓内科の専門医として国立栃木病院に勤務してからも、漢方に関する臨床研究を続けていました。今でこそ漢方はポピュラーになり、薬効機序の解明やエビデンスの研究も進んでいますが、当時はまだなかなか周囲の理解を得るには難しい時代。まずはスタッフから理解してもらえるよう、随分努力したものです。1993年には、都立大久保病院に東洋医学診療科が新設されるということで都の要請を受け、医長を務めました。5年後に退官し、新宿海上ビル診療所に、つるかめ漢方センターを開設しました。約10年所長を務め、定年退職後、地元である相模原市の実家に当院を開院し、現在まで内科・漢方診療を行っています。

 先生がふだんから心がけていらっしゃる養生法について教えてください。

山内 絶食治療で胃腸症状を改善した経験から、今でもときどき短期絶食ないし超低カロリー絶食法をすることがあります。身体の毒素や宿便が排泄されて、すっきりしますから。ただ、一般の人が自己判断で行うのは、医学的に危険があるのでおすすめできません。必ず医師の管理の元、行っていただきたいです。

「食養生」においては、食べすぎず、摂りすぎないことが大切です。糖質や脂質、冷たいものを摂りすぎず、バランスのよい食事を心がけることが重要だと思います。私は、朝はコーヒーとかお茶、野菜ジュースのみ、昼食も軽く済ませて、夜はリラックスしながらしっかりゆっくり食事をとるようにしています。

「1日3食」が基本だとよく言われていますが、2食でも大丈夫なのでしょうか?

山内 昔の日本人は、朝晩の1日2食が基本だったのですよ。ただその内容は野菜や穀物を中心とした、ビタミンやミネラルが豊富な食事でした。現代の日本人は、昔で言う王侯貴族のような食生活を送っています。日本人には本来、日本人に適した食事がありますから、そのバランスが崩れると、免疫力が落ちてしまうのです。最近は「この食べ物がよい」と聞くとそればかり食べてしまう人もいますが、それではかえってバランスが崩れてしまいます。できる範囲で構いませんから、少食を心がけて、栄養の偏りがない食事を摂っていただきたいと思います。

そのほかに心がけていらっしゃることはありますか。

山内 とにかくよく眠ることですね。私は1日、6~8時間は眠るようにしています。あとはよく言われていることですが、手足をよく動かす、適度な運動をすることも大切です。よく「運動しましょう」と言うと、スポーツジムやプールに通わなくちゃと思われる方がいらっしゃいますが、そんな必要はありません。毎日20~30分以上しっかり歩くだけでも十分ではないでしょうか。私はよく休日、電車に乗って、気の向いた駅でぶらりと降りて、散歩を楽しんだりしています。昔住んでいた秦野市の山や川や畑を眺めながらのんびり歩くだけで、穏やかな気持ちになれるのです。また、金魚運動のように寝て体をすばやく左右に揺り動かすなど、少し身体を動かすだけでも毎日続ければよいと思います。

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オレンジ色を基調とした、明るく温かい印象の待合室

院内のインテリアは、木で統一されている

この時期、花粉症に苦しんでいらっしゃる患者さんが多いと思います。おすすめの養生法はありますか。

山内 花粉症と言ってもいろいろありますが、アレルギー性鼻炎はおもに身体に水毒、痰飲が溜まった状態がベースにあります。そのため、余分な水分を外に出す必要があります。また、ジュース、ビールなどの冷たい飲み物や食べ物、甘い物の過剰摂取は身体を冷やして水毒を招くので、控えめにしたほうがよいと思います。

あと、これは私自身若い頃からよく行っていて、アトピー性皮膚炎の患者さんにもおすすめしているのですが、「温冷交互浴」や温浴後の水かぶり、もよいと思います。交互浴はまだ寒いので抵抗があるでしょうから、温浴後に20数℃程度の水を手足から始め、次第に全身にかける、という水かぶりも皮膚機能の改善によろしいです。自律神経系のバランスを整えることができて、アレルギー症状の緩和に役立つと考えられます。「温かいな」「冷たいな」と交互に感じることで、気分を切り替えることにもなるので、ストレス解消にも役立ちます。

先生が考えられる「養生」について、ひと言お願いします。

山内 「求めよ、さらば与えられん」という言葉がありますが、健康への道はいくらでもあります。何事もアンバランスにならないよう、「摂りすぎたら減らす」ように心掛けることが大切だと思います。せっかちにならず、親からもらった大切な命に感謝をして、心穏やかに日々を過ごすことこそ、養生につながるのではないでしょうか。 

[山内 浩]やまうち・ひろし

医学博士。1972年、信州大学医学部卒業。慶應義塾大学大学院、国立栃木病院内科医長、都立大久保病院東洋医学科医長を経て、つるかめ漢方センター所長を務める。2007年、山内クリニック開設。専門は内科、漢方内科、消化器・肝臓病学。著書に『中医免疫学入門』、『アトピー性皮膚炎の漢方治療』(ともに東洋学術出版社)、『慢性肝炎・肝硬変漢方治療マニュアル』(現代出版プランニング)、などがある。

健康診断項目の見方 By 2018-11-21 豊岡倫郎 氏

1.予防に勝る健康法なし

早期発見、早期治療は病気治療の大原則である。体に異変を感じたら、躊躇することなく、病院へ行き、診断を仰ぐことが大事である。少なくとも自治体が実施している年一回の「健康診断」は必ず受けた方がよい。そして結果が出たら、自分の健康状態がどうであったか、ひとつひとつチェックして、自分の置かれている状況を確認し、採るべき次善の策を採ることが肝要である。

2.主な検査項目の見方

下の表は金沢市のすこやか健康診断の検査項目表や病気で受診したときに貰った検査結果表を基に作成した検査項目の解説である。

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3.検査基準値は適正なのか

最高血圧やコレステロールなどの基準値がはたして適正なのかどうか、今まで何人もの医者によって、疑問視されてきた。例えば最高血圧が130を超えると高血圧症と見なされて、治療対象となる。同じような事がコレステロール値についても疑問がもたれている。基準値を厳しくすることによって、何千万人の人が治療対象になってくるから、経済的な医療費負担の問題と薬の副作用も懸念される。
どんな病気でもそうだが、医者の見解に耳を傾けることも大事だが、納得がいかない場合は自分で納得がゆくまで、調べることが必要である。

4.検診項目の限界

自治体が実施する健康診断は検診項目の範囲が限られており、あらゆる体の異常を発見出来るわけではないことはご存じのとおり。しかし年一回は受診すべきである。何故なら今まで折に触れて述べてきたように、日本列島は病める人で溢れている。高血圧の人が4000万人、糖尿病は予備軍を入れて2200万人、高尿酸値症500万人、メタボ960万人、骨粗しょう症1300万人、慢性腎臓病1300万人、脂肪肝3000万人、脂質異常症3200万人など異常だ。

5.まとめ

  1. 最近は健康問題の関心が高まり、健康フェアなどで上記以外に骨密度、血管年齢、毛細血管などを測定する機会もある。診断結果の数値を真摯に受け止め、対策を講じてほしい。
  2. いま日本に65才以上の人が3557万人いる。全人口の28.1%になっている。これ等の人達はひとつやふたつ病気を抱えていても決しておかしくないという異常事態に直面している。
  3. もっと国民一人一人がこれら生活習慣病を減らすためにどうすべきがアクションを取ってほしいものだ。他人事のように思っていてはいけない。
  4. 病気には医者に治してもらう病気と、自分で努力して治す病気がある。特に生活習慣病は長
  5. 年の悪しき生活習慣の結果であるから、日頃からの心がけが大事なのである。
  6. 病気になって医者の言われるままに薬を飲むだけでは無為無策というもの。生活習慣病の場合は薬は根本治療にはならなず、症状を緩和するだけである事を知りながら、相変わらず右手に盃、左手には降圧剤、これでは風刺漫画の構図である。どうしてこんな病気に負けるものかと改善努力をしないのだろうか。                                                                                                                                                         おわり

第18回健康を求めて 講演会

去る11月11日、坂出市市民ホールにてNPO法人健康を考えるつどいが主催する健康講演会が開かれた。

毎年この頃は季節も良いこともあって、各地でイベントが目白押し。

今年は果たして何人くらい聞きに来てくれるのだろうと心配!!

結果は約300人もの方々に来場頂いた。感謝!感謝!である。

坂出市民ホールも来年3月には閉鎖される事が決まっていて、このホールでの開催は最後となる。

↓ 市民ホール 正面

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ホール内では坂出健康会館のスクール教室の展示会も行った。

↓ フラワーアレンジメント教室作品展



↓ 絵手紙教室の作品展の展示

↓ 健康教室でオカリナ教室を指導される赤尾先生指揮による演奏会



↓ 同じくコーラスの指揮も。

消化不良は万病の元 By 豊岡 倫郎 氏 

  

1. 飽食を見直す時

飽食が当たり前になってしまい、少しも違和感を覚えない人たちが増えている。毎日殿様のような食事を摂っていると揶揄されているが、こんな食習慣が改まらない限り、病院に溢れている患者は減らないだろう。体はどんどん入ってくる食べ物の処理に、酷使されて、悲鳴を上げ、疲弊してしまい、体のいたるところに病巣が生じる。

2. 卑弥呼は何を食べていたか

 卑弥呼が邪馬台国の王位に就いたのは西暦188年頃と言われている。当時の中国は後漢から三国志の時代になっていて、魏の国へ使者を派遣して、魏からも日本に使節団が来て、20年も滞在していたとあり、中国や韓国の食文化に関する知識も得ていたようだ。

  稲が普遍的に栽培されたのは、紀元前400年頃の弥生時代で、既に卑弥呼の時代の人々の食生活はといえば、主穀は米とアワで、それを補うようにクリ、シイ、トチ、サトイモを食べて、副食は大根、カブラなど菜っ葉類、ウリ類、シカやイノシシ、ウサギの肉、魚介類はタイ、スズキ、アジ、イワシ、アワビ、ベラ、メバル、サメ、フナ、コイ、アワビ、サザエ、ハマグリ、エビ、タコ、ウニなど、海藻ではワカメ、アラメなと、果物では桃、柿、梅、くるみ、外に山芋、キノコ、その他の山菜類などを煮たり、焼いたり、干したり、塩漬けにしたり、生で食べたりしていた。食事回数は一日に2回だった。

  結論として、古代の食物と現代の食物との大きな違いはみられない。むしろ現代よりもさまざまな食物を生きるために食していた。栄養的にも現代よりもバランスが良かった。当時の古墳からの出た骨を調査した結果では、65歳位の人達が30%以上いたというから、決して短命ではなかった。衛生状態も悪く、厳しい自然環境の中で生き抜くのに、逞しい体力を維持していた。

3. 日本人には日本人の体質がある

アメリカには人種差医療が行われている。即ち人種のるつぼと言われているアメリカでは、その人種の体質に応じた適切な医療制度があるという。日本は島国であり、固有の言語、生活習慣、食べ物が独自に何千年も続いてきた。皮膚、目、髪の毛の色も、体格などの外見ばかりでなく、筋肉の赤筋、白筋の着き方も、体温も、アルコールや乳製品の分解酵素の種類も、インスリンの量も、腸内細菌、胃の形も欧米人とは異なっている。日本人には日本人の体質や環境に応じた食生活がいま求められている。さもないと生活習慣病は減らない気がする。

4. 食べ物の消化の流れ

日頃あまり気にすることもない、食べたものがどのように消化、処理されていくかを簡単に説明すると、

 食物を口に入れると、唾液によって分泌される唾液アミラーゼという酵素によって、炭水化物の消化が始まる。ゆっくり、よく噛むことによって、多く分泌される。

 次に適度に砕かれて、食道を通過して胃に入ると、胃酸とペプシンという酵素が分泌されて、タンパク質を消化し、混合されて、ドロドロ状態で小腸へ向かう。

 小腸では膵臓から分泌されるタンパク質分解酵素のトリプシンやキモトリプシン、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼなどにより、食べ物の栄養素は分子レベルにまで分解,変換されて小腸の腸壁の吸収細胞から体内に入って行く。

 その後大腸へ移動し、水分と電解質の吸収が行われた後、体外へ排泄される。電解質とは水に溶けると電気を通す物質のことで、イオンともいう。

 要するにどんな栄養価の高い食べ物を食べても、糖質は単糖類に、タンパク質はジペプチト゛やアミノ酸に、脂肪分はグリセリンと脂肪酸に分解されなければ、体内に吸収されないし、栄養にもならない。これら一連の消化作業がスムーズに行われているか、どうかで、健康が左右されるのである。

5. 消化液の一日当たりの分泌量

唾液→1.5

胃液→2

胆汁→0.5L 

膵液→1.5

腸液→1.5L 

 なお胆汁は肝臓で作られて胆嚢で濃縮され、十二指腸へ分泌されて、脂肪酸を乳化させて、小腸での消化と吸収を手助けや、腸の蠕動運動を促す働きをする。

  腸液は腸腺・腸粘膜上皮より分泌される消化液で、ペプチダーゼ・インベルターゼ・マルターゼ・ラクターゼなど各種の酵素を含み、食物を完全に消化する働きをする。

このように大量の各種消化液が体内に入った食べ物を消化、吸収させるために分泌されているが、これらはただの液体ではない。それぞれこの消化液を作るための腺や器官が質や量をセンサーで探知し、調節しながら、産生しているのである。正に超精密な化学工場である。このことを考えると、ムヤミヤタラニ暴飲暴食して体を苛めてはならぬ。感謝し、体をいたわらねばならない。「腹も身の内」で、これが大事な体の健康倫理感なのである。

 

6. 食べ物の消化時間

  食べた物の種類によって、胃での滞留時間が異なっている。

・果物「約2030分」
・野菜「12時間」
・炭水化物(白米、パン、麺類など)「約24時間」
・タンパク質や脂肪(肉、魚、卵、豆類など)「約46時間」
 但し大量に摂取すれば、滞留時間はこれよりも長くなる。従って食事間隔は最低でも5時間 

以上空ける。間食はしない。夜食はしないのが理想的である。

  

7. 消化に要するエネルギー量

一日3食を消化するのに要するエネルギーはフルマラソンで消費するエネルギーに匹敵するという。約1600キロカロリーだそうだ。よく朝からしっかりご飯を食べて、昼も夜も栄養を付けて、病気にならないようにと、努力している人が多いが、果たしてそれでよいのだろうか。逆に体は過剰な食事量を処理するために、後ろ向きの仕事をさせられていて、とても明日への体力維持や向上のために、エネルギーに余力が残っているのだろうかが、懸念される。

 

8. 人体の生理リズムの話

自然の法則に基づいて体の生理リズムが出来上がっている。一日24時間を三つに分けて、体は働きが分かれている。

1)朝4時から正午までは「排泄」の時間

2)正午から午後8時まで「栄養補給と消化」の時間

3)午後8時から午前4時まで「吸収と代謝」の時間

だから朝はなるべく食べない方が良いが、長年の習慣で実行が難しけれは、徐々に食事量を減らしてゆくとよい。朝は水と野菜ジュース位に留めるのも一法である。よく朝ご飯をしっかり食べないと、脳に糖分が行かず思考力が低下するとか、体に力が入らないとかいう人がいるが、そんなことは無い。今まで朝ご飯を食べていた人が急に食べるのを止めると、体はその習性が抜けきらない為に脱力感、めまいなど反動が出るが、一か月もすれば体は対応して、逆に頭脳もすっきりするし、元気になる。今まで何万人もの人が体験、実感している話である。そして上述した1日の体の摂理が順調に働くようになる。

 

9. タンパク質の過剰摂取の害は怖い

日本人の一日のタンパク質摂取基準は成人男子で50g、成人女性で40gとなっているが、あなたは摂取オーバーか、それとも不足していると思いますか。タンパク質は体の中で一番多く存在し、多くの重要な働きをしていているから、不足してはいけない。しかし現代人は一般に過剰摂取しているから、過剰摂取の害をぜひ知っておかねばならない。その害とは、

1)腸内環境の悪化。大量のタンパク質は消化不良を起こしやすい。腸内で異常発酵したり、

悪玉菌が増えてしまう。臭いおならが出たら要注意である。窒素残留物即ち、スカトール、インドール、アミン、フェノール、硫化水素、アンモニアから、ニトロソアミンという強烈な発ガン物資を作り、病根の元となる。

2)蛋白質の消化分解の過程で、窒素やアンモニアが副産物として発生する。それを更に分解するために肝臓や腎臓が二度働きを強いられるため、エネルギーを多く消費するし、臓器は疲弊する。

3)タンパク質の消化分解時に体液が酸性化する為に、体は弱アルカリ性に戻そうとして、体内のカルシュウムを動員する結果、カルシュウム不足になる。

4)タンパク質と砂糖が体内で合体して、終末糖化産物(AGE)となり、あらゆる生活習慣病の引き金となる。シミ、シワ、老化現象もこれが影響している。

5)蓚酸や尿酸が発生し、カルシュウムと結合して、尿路結石になる。

 

10. 脂肪分の摂取過剰の害

 一般的な肉類の成分は脂肪分とタンパク質がそれぞれ半分づつ含まれている。
 現代人は肉や油で処理した揚げ物が必ず食卓に上り、子供たちは喜んで食べて
 いるから、母親も嬉しそうにしているが、こんな家族はとてもいつまでも元気
 に過ごせるとは思えない。何故なら、  
 1)牛や豚の脂肪分は血液をベタベタにしてしまい、酸欠になり、コレステ
   ロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化になる。

 2)脂肪分、正式には脂肪酸と呼ぶが、摂り過ぎれば活性酸素によって、
    過酸化脂質に変わる。過酸化脂質はあらゆる細胞壁を破壊して、細胞内に
    入り込んで、病変の元となる。

3)脂肪分を乳化させるために胆汁が分泌されるが、腸内の悪玉菌が蔓延っていると、過剰な脂肪分は二次胆汁酸に変化して、ニトロソアミンと一緒になって、大腸がんの原因になる。

  4)脂肪分は消化に時間がかかるため、大量の摂取は消化不良を起こす。

  5)脂肪分は炭水化物や蛋白質の二倍の熱量があるため、過剰摂取すると太り
    やすい。

 

11. 消化不良の症状

★胃壁に炎症を起こす。胃痛。食欲不振、胸やけ、ゲップ、口臭など出る。

★腸炎。下痢や便秘。腹痛。ガスが溜まったり、放屁。膨満感。発熱。

★体がだるい。疲れる。

★風邪を引きやすい。

★リーキ・ガット症候群。腸壁の炎症があると、普通は吸収されない大きな
  消化物の分子が体内に吸収されて、体は異物と見なし、アレルギー症状を
  発症。その害は深刻で、多くの難病まで、これが原因だと言われ出した。

 

12. 消化不良の原因

 ★暴飲暴食

 ★ストレス

 ★運動不足。姿勢が悪く、骨格の歪み。

 ★刺激の強い、辛い、塩辛い、冷たいもの摂取

 ★消化の悪い繊維質の多いもの、固いものの摂取

 ★睡眠不足

 ★早食い、よく咀嚼しない。

 ★動物性食品、肉や脂っこいものの摂取過剰、食品添加物の多いインスタント
  加工食品摂取。

 ★胃下垂や胃拡張である。便秘や宿便停滞。

 ★甘いお菓子や飲料水の摂り過ぎ。

 

13. 消化不良の解決策

 ★少食にする。出来れば三分づき玄米を30回以上咀嚼して食べる。

 ★タンパク質や脂肪分は小魚、ごま、豆腐、豆類から摂取。肉は鶏肉を少々。

 ★水分はチビリチビリときれいな水を飲む。一日に1から1.5リットル。

 ★酵素の多い生野菜ジュース、野菜の糠漬け、味噌汁、果物、海藻、野菜
  サラダなど。大根や山芋のおろし。ビタミンCのある柿茶を飲む。

 ★食事間隔できれば6時間空ける。

 ★一日1回は健康体操をする。姿勢を正し、適当に体全体を鍛え、体力維持に
  努める。

 ★絶対やってはいけない事・・・酒。タバコ、甘いもの、大食。

 

14.まとめ

1)「食を制する者は命を制する」のである。暴飲暴食を止められない人は
  束の間の口福にのみに酔っていてはいけないのである。

2)日頃大食していても、消化器官が文句も言わず、働いてくれることを、
  当たり前だと気にもかけない、その傲慢な無神経さに早く気付いて、
  改めてほしい。

3)消化作業は酵素の働きが主力となっている。生命力のある、生きた酵素を摂ろう。消化不良解決策は少食にし、腸内環境を整えて、酵素のあるものを吟味して摂取する。酵素は温度50°Cで破壊されるので、火食ばかりでは体は活性化しない。命あるものを食する。

4)日本人には肉食や乳製品は歴史的にも、体質的にも不適当なのに、なぜ皆欧米食に走るのか、理解に苦しむ。肉を食べ、甘いお菓子を食べれば、腸内環境は腐敗物の巣と化し、腸から効果的に栄養素を吸収できず、消化不良の元となる。       

おわり 

2018-10-15 豊岡倫郎

2018年 健康への道しるべ 講演会

2018年9月28日(金)、静岡県男女協同参画センター あざれやにて「健康生活研究会」

主催の講演会が開かれた。

代表は、増田 桂子氏。NPO法人健康を考えるつどいもこの講演会を共催している。

↓ まず開会に当たり、主催者挨拶。

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今回の演題は「食」と認知症、講師は東京で渡辺医院を開業する渡辺完爾先生。

「認知症は予防可能な病気です」から、講演が始まった。

↓ 渡辺先生の講演。

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認知症には大きく分けて、

■ アルツハイマー型認知症

■ 脳血管性認知症

の二種類があり、日本人の約60%はアルツハイマー型と言われている。

平均寿命が延びている中、急増している認知症ですが、全ての人がかかるわけではありません。

脳の萎縮は誰にでも起こりますが、多くの場合は脳神経のネットワークシステムが萎縮を補完し、認知機能が保たれています。

この神経システムの機能は、脳を使えば使うほど活発になり、

脳が活動する事によりできる”脳のゴミ”をきれいに洗い流すことができる。

この”脳のゴミ・アミロイド β”の蓄積がアルツハイマー病発症の引き金と考えられ、

その予防には、脳に知的な刺激を与える事と食事が大切 sign01

認知症になる人とならない人の最も大きな違いは、日々の食生活がその鍵を握っている。

地中海食が認知症予防にお薦め・・・と説く。

地中海食の特徴は、

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また腸内細菌も認知症予防に関係があり、その改善をはかる事で効果が出る。

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腸内細菌改善方法のひとつに「断食をして腸内最近を飢えされる」と言うユニークな方法がある。

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断食の有効性は、

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絶食により脳内に蓄積したアミロイドβが自己貧食されると考えられてきたが、

さらに絶食で神経幹細胞が活性化する事により神経細胞が新生して認知機能が改善すると言うメカニズムが示唆された。

植物性食物への食習慣の転換が必要。

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何故これが体に悪いのだろうか By 豊岡 倫郎 氏 2018.09.13

  1. 体に良い事、悪い事

    体に良い事、悪い事の判断を誤らないようにしたいものだ。前回長生きできない生活態度を箇条書きしたが、何故それが体に悪いのか、ここにその理由を説明します。これからの生活態度の見直しに活かしてほしい。
    ああああああああああああああああああああああああああああ
  2. 何故これが体に悪い生活態度なのだろうか

    (1)大食

    病気になる原因の9割は食べ物にあると言っている医者も居る位に、健康を左右する重要な要件である。ところが今は食事も多様化して、和食離れが進んで、しかも食欲を刺激され、ついつい大食してしまう社会環境が出来上がっている。

    しかし医学界の流れは少食が健康維持に有効であるというのが一般的になってきた。例えばアカゲザルや二十日ネズミの実験でも少量のエサを与えた方が多めにエサを与えたのに比べて、大幅に長生きすることが報告されている。理論的には体内の長寿遺伝子の活性化、細胞分裂を制御しているテロメアの短縮化、酸化ストレスの増大で免疫力低下、体内酵素の枯渇などである。

    学会では肥満指数のBMIが25以上を肥満と定義しているが、いま肥満の人が2300万人居て、その内有病者が1100万人居て、更に増え続けている。

    体内の脂肪分、 即ち脂肪細胞からアディポネクチンというホルモンが分泌されているが、このホルモンは脂肪分の少ない体の人や逆に内臓脂肪が多い太っている人からは分泌される量は少ない。このホルモンの働きは、動脈硬化の予防や改善、糖の取り込み促進、脂肪の燃焼、血管の拡張、腫瘍の増殖抑制、抗がん作用、老化防止、ヒアルロン酸分泌促進などである。100歳以上の人と若い人との血液中のアディポネクチンの量を比較したら、100歳以上の人の方が二倍近く量が多かったという。逆に言うと太った人などはこの値が低いから長生きできないということ。そういえば百寿者で肥満の人など見たことない。

    食べたものが胃から小腸へ送られ、胃が空になると、モチリンというホルモンが十二指腸から分泌されて、胃や小腸の蠕動運動が起きて、胃の掃除と小腸の活動が盛んになる。だから食間の間食や夜食は特に小腸の活動を鈍らせてしまい、悪玉菌までが小腸に蔓延るというから怖い。

    (2)酒

    アルコール分が体内に入ると、肝臓で分解されて、アセドアルデヒドという物質に変わるが、それが更に分解されるときに、大量の活性酸素を放出する。
    大量の飲酒が長年続くと、肝機能が低下し、小腸でのビタミンDの吸収率が悪くなり、骨の脆弱化が起きて、骨格が変形し、腰痛などの原因となる。
    また毛細血管が硬化して、体内の血流低下、脳の血管の収縮など飲酒が体に及ぼす影響は広範囲である。

    親戚、友人、町内の人など身近に観察してきた人々が酒で人生を早々に終えた例をどれだけ多く見てきたことか。ところが医者たちは自分が酒を飲むから、患者たちの飲酒にたいして、寛容な態度をとっている。
    なおタバコの害はここに書くまでもない。

    (3)骨格の歪み

    イギリスの諺に「首の曲がった人は早逝する」というのがある。元気な長寿者はみな背骨がしゃんとして姿勢が良い。

    首の頸椎から胸椎、腰椎と計32個の椎骨が連なっているが、それぞれの椎間孔から体の臓器や組織に脊髄神経と自律神経が分布されていて、体は機能している。ところがこれらの椎骨の構成が前後左右にズレていたり、捻じれたりしていると、そこから出ている神経が圧迫されて、臓器や組織に神経伝達が正常に伝わらないため、組織の機能低下が起きる。もう一つは骨格が歪んでいると、それを取り囲んでいる筋肉や靭帯も歪められて、正しい姿勢を保てなくなる。

    では何故骨格が歪んでいる人がいるのだろうか。子供のころからの悪い姿勢のクセ、運動不足で骨格を支えられず、楽な姿勢を採ったり、横座り、足を組む、猫背、捻挫や怪我が治りきらず固まってしまったなどが考えられる。いづれにしても足首、膝、股関節、仙骨と足元の下の方からの歪みがだんだん上の方へと波及してきて、背骨の歪み、首の曲がりとなる。自分では正しい姿勢をしている積りでも、95%の人はどこか歪んでいる。

    これを機会に他人の姿勢や歩き姿を注意深く観察し、その人がどんな病で苦しんでいるか、チェックするとよい。内科の医者が担当する病気でも骨格の歪みが原因でおきているケースが多々ある。これが現代医学の盲点のひとつである。

    (4)ストレス

    ますます複雑になってきた現代社会では、子供から大人まで、ストレスを避けて生きては行けない雰囲気がある。医学の発達と共にストレスが体に及ぼす影響も解明されてきた。

    ストレスといっても、一言では片付けられないが、一般的に言って内分泌系、自律神経系が反応して、消化器、循環器、免疫、ホルモン、神経系すべてに影響を及ぼすから、疾病は多彩を極める。例えば膠原病、糖尿病、腰痛もストレスが起因しているケースがあるくらいである。

    ストレスから逃れようとして、酒、タバコ、甘いもの、大食に走る行為は決して根本解決にはならない.。

    意外と知らないことはストレスを受けると、交感神経が昂進し、白血球の中の顆粒球が増えて、リンパ球が減るが、この時活性酸素が発生して、免疫力を低下させるし、血管が収縮して、血流障害が起きていろいろな疾病を招く。

    (5)運動不足

    人間も動物である。体には何一つ無駄な骨や筋肉はない。体を動かさなければ、どんどん筋肉や骨は退行してゆく。もちろん新陳代謝は下がり、血液循環も低下する。
    百寿者の話を聞くと、みんな毎日体を動かすことをしている。三度の食事もおいしく食べている。筋肉が骨を支え、内臓を支えているのである。

    健康を維持するためには、有酸素運動をして、筋力を維持して、低酸素と低体温になるのを防ぐことが肝要である。どうせ体を動かすのならば、効果的な健康体操を行いたいものだ。それには私の過去の経験から自彊術が最適だと思う。家の中で自分の体力に応じて、無理なく、15分間で終わる。

    (6)便秘と宿便

    最近は腸内環境の良し悪しが健康を左右すると言われている。いま多くの若い女性や高齢者が便秘で悩んでいる。統計によればいま日本に便秘症の人が3300万人いるという。

    この件に関して一番の問題点は便秘や宿便によって、腸内環境が悪化して、腸内で発生したインドール、スカトール、フェノール、アミンなどの毒素が腸から吸収されて、血液と一緒に体内を巡り、脳を始めとして全身の臓器や組織に悪い影響を及ぼす事である。しかし現代医学ではこのことは無視されている。

    最近衝撃的な話題になっていることは、「腸もれ」である。腸もれとは、便秘や宿便、過食による消化不良などで腸壁が薄くなり、糜爛や炎症があると、細胞間の連結が緩み、穴が開いて、そこから細菌、未消化物、毒素、腐敗ガスなどが血液の中へ入り込み、体をめくり、どんな病気が発生してもおかしくないという。これも現代医学の盲点のひとつである。

    (7)砂糖類

    砂糖の摂り過ぎが体に悪いことを知らない人が多い。甘いものは疲れを取ってくれると思っている人も多い。

    何故体に悪いか列挙すると、酸性食品なので、体内でそれを中和するために、骨のカルシュウム分が動員されて、骨が脆弱化する。体内に入った糖分をエネルギーに変える過程でビタミンB1が消耗されて、疲れやすくなる。毛細血管が消滅して、血流が悪くなる。腸内の悪玉菌のエサとなって、消化不良や炎症が起きる。糖分は細胞や組織に水分を呼び込み、弛緩させて、関節や器官の締りがなくなる。血液の赤血球の周りを過酸化リン脂質で被膜して、細胞への酸素と栄養分の補給が滞る。糖分は体内吸収が早いため、血糖値の乱高下が起きて、低血糖値が起きて、集中力低下や短気となる。常に血糖値が高いと、糖尿病を招く。中性脂肪やコレステロールを増やす。

    体内で糖分はタンパク質と結びついて、AGEと呼ばれる終末糖化産物が生まれる。

    (8)高脂肪、高タンパク質

    今もって高脂肪、高タンパク質、高カロリー食が健康維持に必要だとか、病気を治すには栄養を摂らなければならないといった考えを抱いている人が多いが、これは大きな間違いである。この欧米崇拝主義が改まらない限りは、病人は減らない。

    ガンも高血圧症も糖尿病も高脂血症も動脈硬化も食べ過ぎの結果、起きているのに、食生活に改善の兆しがない。タンパク質の多い肉と甘いものの摂り過ぎがAGEという終末糖化産物を作り出し、体内のシミやシワを、あらゆる生活習慣病に、老化に影響を与える。

    (9)活性酸素

    活性酸素が体内で増える要因を列挙すると、大食、飲酒、喫煙、ストレス、疲労、過激な運動、太陽を長時間浴びる、放射線、電磁波、慢性炎症、睡眠不足、便秘、食品添加物や薬の服用、終末糖化産物の形成時などであるが、体内に備わっている活性酸素除去酵素ではとても間に合わないのが現状である。

    その結果体内に溢れた活性酸素は脂肪分を過酸化脂質に変質させる。脂肪分の多い肉や油で処理した揚げ物などは、この過酸化脂質を増やすし、肥満の人は体内脂肪、コレステロール、中性脂肪も過酸化脂質に変わる。この過酸化脂質は体内の臓器や血管の中に浸透してゆき、傷つけたり、破壊したり、血管を脆くしたりして、病気を招く。
    活性酸素は遺伝子を傷つける。だから活性酸素は全病気の80%に関与しているから、万病の元と言われている。

    (10)性格

    「健全なる肉体は健全なる精神に宿る」という言葉の通り、あなたの日々の生き方が健康を左右している訳である。周りの人たちの生き様、死に様を何十年も見てきたり、新聞や雑誌、テレビで、毎日のように健康に関する情報が流れているのを見聞して、これからのわが身の有り様はどうあるべきか、それを左右するのはその人の性格が舵を握っている気がするのである。

    健康生活に適すると思われる性格とは、常に前向きの発想をする人、ものごとの本質を知ろうとする人、快活である人、感謝の念のある人、バランス感覚のある人ではなかろうか。

    逆にどんなに体に良い健康法を提案しても、実行できない人とは、欲張り、怒りっぽい、保守的、新しいことに関心がない、グチをこぼす、理屈っぽい、進取の精神に欠ける、感謝の念に欠ける、物事の本質を知ろうとしない、バランス感に欠ける人達ではなかろうか。
    ああああああああああああああああああああああ
  3. まとめ

    (1)私の口癖は、体に悪いことを止めれば、病気は治るということ。降圧剤を飲みながら酒を飲んでいる人、胃薬を飲みながら、酒を飲み、肉や甘いものを食べている人、コレステロールを下げる薬を飲みながら、肉や卵や大食している人、これらは理不尽と慢心以外の何にものでもない。

    (2)「事実は否定できない」という言葉がある。医者に見放された重病の糖尿病の人、筋無力症の人が八尾市の甲田病院に入院し治療を受け、快癒した経験談を実際に会って、聞いたことがある。甲田光雄先生は三年前に亡くなられたが、今でも書店に行けば、難病の治癒例が書かれた本が何冊も置かれてある。病気には医者に治してもらう病気と自分で治す病気がある。

    (3)ある特定のテレビ局がこれでもか、これでもかと、大食い番組を流し続けている。何を視聴者に伝えたいのだろうか。製作局責任者の良識を疑う。大食がガンやその他生活習慣病の一番の原因である。大食を続けていると、各種消化器は疲弊してしまうし、体が必要としている以外の残余は腸や血管や細胞に蓄積されて、マクロファージがその異物の処理に翻弄されて、本来の免疫力を失ってしまう。だから大食者は風邪を引きやすいのは、このせいなのである。

    (4)日本人には日本人の縄文時代から自然環境に適応してきた体質がある。例えば飢餓には強いが飽食には弱い体の仕組みがある。欧米の高脂肪、高たんぱくのカロリー主義が普及してから、及び甘いものの摂り過ぎが、病人を増加させた。欧米人と比較して、日本人は胃の形状も異なり、酒や牛乳を分解する酵素の構成も異なっている。なのに牛乳を飲み、焼き肉、ハンバーグ、とりの空揚げ、ハム、ソーセージを子供に食べさせている母親の思いは、健全なのだろうか。

    (5)体質と言えば、これを知って食べ方を変えてほしい。日本人の生活習慣に42の厄という習わしがある。この年頃になると体質が変わるから、健康に気を付けようではないかと解釈されるが。医学的に解説すると、こうである。人間の体には、活動エネルギーを作り出す方法が二つ備わっていて、一つは「解糖系」、もう一つは「ミトコンドリア系」である。解糖系とは糖質という栄養素を原料にしてエネルギーを作り出し、即効性があるが、作り出すエネルギー量が比較的小さく、細胞質でエネルギーが作られるのが特徴である。一方ミトコンドリア系の特徴は、糖質、脂質、タンパク質以外に酸素や日光を基にして、細胞内のミトコンドリアで作られ、作られるエネルギー量も多い。

    だから加齢と共に食べ物の好みが変わっていくのも、お年寄りのガンは進行が遅いのもこれに起因している。この体質のチェンジに対応じた生活をすれば、病気にならないと言える。具体的には良く体を動かして、低酸素にならないようにし、暴飲暴食を止めて、少食にして、季節の新鮮な野菜を食べて、その土地で採れる魚と根菜類、豆腐、海藻など中心の和食がお薦めである。冷たい清涼飲料水やビールを飲んだり、体を冷やさないことである。

    (6)今回の結論として、ストレスを溜めないで、笑いのあるゆとり生活を心がけ、感謝の気持ちを忘れずに、生きがいや楽しい目標を見つけて、歩み続ける事ではなかろうか。

    おわり

健康への道しるべ 第135号

健康への道しるべ 第135号 心と体の健康生活:平成30年9月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円

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健康への道しるべ 第134号 

健康への道しるべ 第134号 心と体の健康生活:平成30年8月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

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健康へのトビラ Vol.15 発行

■ 発行:2018年8月1日 Vol.15

■ 編集:NPO法人健康を考えるつどい

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