Jou光

  • 親父
    彼は子供の時から絵が上手いと、親の欲目で思っている。目の前でさらさら描かれると、ついつい感嘆してしまう。世の中いっぱい絵の上手い人はいるが、この道で飯が食えるのはスポーツ選手と同じで極一部。でもとにかく趣味でも良いから絵を描くことは続けて欲しいと願っている。

春爛漫

  • ぼけの花
    柿茶の里は徳島県美馬郡つるぎ町に位置する。柿の葉の生産農家へ毎年春と秋に行く。春はことさら美しい。桜が咲き乱れ山の木々が新緑に包まれる。澄んだ青空に身も心も洗われる気がする。

アユタヤ遺跡

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    1491年に建てられた王族の守護寺院。3つの大きな仏塔には、ラーマティボディ2世と父、兄の遺骨が納められています。 寺院ではありますが僧は居住せず、王の礼拝堂として王族の儀式に使用されていました。この寺院もまた、1767年ビルマ軍により破壊され、16mあったという金で覆われた仏像も金を奪われた後、壊されてしまいました。

暁の寺院 タイ

  • Pict0350
    トンブリ王朝時代の守護寺で最高位の寺院とか。きらきらと輝く陶器の破片に覆われた高さ約79mの大仏塔は、ラマ3世により5年がかりで改装された。朝日を浴びた大仏塔の神々しい姿が”暁の寺”の名前の由来。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

  • Pict0201
    セイロンへの留学から戻ってきた僧侶のために、1357年初代王ウー・トーンが建立しました。仏教寺院は瞑想の場として使用されていました。現在も多くの仏教徒が訪れ、週末は観光客でにぎわいます。

水上マーケット

  • Pict0116
    ダムナン・サダックの水上マーケット。その昔、”東洋のベニス”と言われたバンコクでは、日常的商取引には運河が利用されてきた。水上マーケットは、古き良き時代の情緒溢れるバンコクの生活を体感させてくれる。 

2008年7月 タイ王宮

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    白壁に囲まれた20万㎡の敷地内には、1782年に建設された国王の宮殿、即位式の建物、王室守護寺院のエメラルド仏寺院などチャクリー王朝歴代の王により建造・改築された建物が建ち並んでおり、ラマ8世までは実際にここに住まわてていたとか。

涅槃寺

  • Pict0386
    タイ語で Wat Pho(ワット・ポー)と呼ぶこの寺は、ラマ1世が建立したバンコク最大の境内を持ち、バンコク最古の歴史を持つ寺院。本堂には写真のようなリクライニング・ブッダの愛称で親しまれている寝釈迦仏が横たわる。足の裏には螺細細工でバラモン教における108の宇宙観が表現されていると言う。

最近のトラックバック

健康を考えるつどい

健康への道しるべ Vol.139 号

心と体の健康生活:令和元年6月1日発行

令和になって最初の号。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円

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健康へのトビラ Vol.18 発行のお知らせ

今回のトビラは令和最初の発行となりました。

まずお伝えしたいのは、創刊より「健康エッセイ」を執筆されていた北川 博敏先生が去る3月20日にお亡くなりになられました。

ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

「健康エッセイ」は次回より新しい企画が始まりますので、よろしくお願いいたします。

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カイロプラクティック 無料説明会のお知らせ

「骨盤・背骨のゆがみ」がどう体に影響するのか?

病気の80%は背骨のゆがみからといわれています。

そんな「ゆがみ」について教えてくれます。是非ご参加下さい。

◆ ➀ 日 時:2019年6月2日(日)9:30~11:30、
                13:30~15:30

◆ ➀ 場 所: 坂出健康会館 坂出市江尻町1220番地

■ ② 日 時:2019年6月3日(月)9:30~11:30、
                13:30~15:30、
                18:00~20:00

■ ② 場 所:カイロプラクティックひづる 
       坂出市文京町二丁目3-3 エスポワールイバラ 101号室

第9回 NPO法人研修旅行(白骨温泉)

毎年恒例になった研修旅行、

今年は長野に住む百瀬さんのお誘いで白骨温泉で心と身体を癒し、安曇野の自然と善光寺をめぐる旅に出かけた。

参加者は百瀬さんを含め総勢12名、明石,静岡,名古屋,四国と参加者は全国区。遠くは徳島県から参加頂いた。

2019年3月15日 13:50分 頃、JR松本駅に全員集合。天候は晴れ。百瀬さんが待受けていてくれた。

この日の予定は、宿泊先の白船荘新宅旅館へ行くだけ。旅館から駅まで迎えのバスが待っていた。

駅から一時間半の行程間に、バスの標高は高くなる一方で、着いた先は雪景色に覆われていた。

↓ 白船荘新宅旅館 玄関

↓ 白骨温泉付近地図 赤矢印が我々の旅館

旅館でのチェックインが終わり、何はともあれ温泉へ直行する。

室内のお風呂もそれなりに良いが、何といっても露天風呂が最高!

↓ 旅館のHPから借用

露天風呂へは室内風呂から外へ出て、長い長い渡り廊下の先にある。
この日は雪とて一面銀世界、熱燗でも飲みながらのうのうと浸かりたい気分だった。

いい加減長湯でのぼせてきたので、上がることにした。

部屋へ帰ると百瀬さん曰く、18時から家族風呂を予約しているので是非入れと。
家族風呂は完全予約制なんだそうな。

えっ~!もうたくさんと思いつも、家族風呂には原泉が引いてあり、露天のお湯はここ経由と聞かされ、行かないわけにも行かなくなった。

↓ 家族風呂入口

↓ 家族風呂

ここで改めて白骨温泉の効能について。
古来より霊泉的効能を慕われた白骨温泉のお湯は特に胃腸病や呼吸疾患に効くと伝わり「三日入れば三年風邪を引かない」と言われている

とにかくこの日の夜と明くる朝は温泉三昧だった。

窓から見える景色は香川県では見れない風景。

温泉水が飲めると言う。その名も「飲泉所」、カルシウムやマグネシウムを含み慢性消化器病,糖尿病,痛風,肝臓病,便秘に効くと書いてある。

飲んでみたがそう何杯でも飲める代物ではなかった。

白骨温泉の濁り湯について財団法人 中央温泉研究会からこんな記述が出ている。

白骨温泉のお湯は、泉質名が含硫黄・カルシウム-炭酸水素塩泉でカルシウムと炭酸ガス,硫化水素ガスを多く含んでいる事が特徴です。
白骨温泉の湯というと乳白色に濁っているのが特徴ですが、地下から湧き出た時は無色透明です。この温泉が白濁するのは温泉中に溶け込んでいた炭酸ガスが発泡して温泉中のカルシウムと反応する事で炭酸カルシウムと言う鉱物げ形成されるためですが、硫黄分も多く含まれています。炭酸ガスは地下では高い圧力がかかって温泉中に溶け込んでいますが、地表に出ると圧が下がり温泉中から抜け出します。ビールやコーラの蓋を開けたのと同じ現象です。

従い温泉を浴槽に入れてもすぐには白濁せず、時間の経過とともに白くなっていきます。白骨温泉の語源は白船温泉と呼ばれた事に由来すると言われている。

健康への道しるべ 第138号

心と体の健康生活:平成31年3月30日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円

3月15日~17日までNPO法人健康を考えるつどいの研修旅行も記事にして頂いている。

慢性腎臓病の人が何故こんなに多いのか By 豊岡 倫郎 氏 2019-2-20

1.新しい国民病といわれる慢性腎臓病

 いま慢性腎臓病の人が推計1330万人いると言われている。成人の8人に1人が慢性腎臓病という。どうしてこんなに多いのか。そしてなかなか根治するのが困難なこの慢性腎臓病とは。

 

2. 慢性腎臓病(CKDとも呼ぶ)とは

 慢性腎臓病とは一つの病気を示すものではなく、慢性的に腎臓が障害されたり、腎臓の働きが低下している状態の総称である。

 腎臓は握り拳くらいの大きさの臓器で、体の左右にひとつづつあり、その働きは大動脈から大量の血液が腎臓に流れ込むと、そこから余分な水分や塩分を除去し、尿として体外に排泄する働き

をしている。また血液には体内で出来た老廃物も含まれているので、この老廃物を取り除いて、尿として体外に排泄する。そしてきれいになった血液は腎臓から下大静脈に戻って行く。

  従ってこれら一連の腎臓の働きが低下すると、余分な水分や塩分、老廃物が体内に残ってしまい、体にいろいろな症状があらわれてくる次第である。

 

3. 慢性腎臓病の原因

 ひとつは糖尿病や高血圧などの生活習慣病があると、全身の血管の塊である腎臓はその影響を受けて、血管や組織が壊れてしまうこと。

  もうひとつは蛋白尿や血尿が長期に亘って現れる慢性腎炎などからくるケースもある。更に加齢によって腎臓の働きが低下してくると、中高年頃から徐々に慢性腎臓病の症状が出てきてしまう。その外の原因として、脂質異常症、メタボリックシンドローム、高尿酸血症、喫煙なども腎臓の機能を悪化させてゆくと考えられている。

 

4. 慢性腎臓病のリスク

  前述したように糖尿病や高血圧があると、慢性腎臓病を併発しやすいが、腎臓の働きが低下すると、血液中のリンなどの物質が増加して、血管の壁が傷つき、脳卒中や心不全を誘発する。何故かというと、血液中にリンが増加すると、それがカルシュウムと結合して、血管に沈着して、石灰化が起こり、血管が硬くなったり、内部が狭くなってゆく。これが全身に起きるので、特に体の中心部の大動脈に起きやすい。

  また腎臓は水分や塩分の排泄が充分でなくなるので、血液量が増えてくるが、血管が硬く、狭くなっているため、心臓はより強い力で血液を送り出さねばならなくなる。その結果脳卒中、心筋梗塞、心不全が起こりやすくなる。

 

4. 慢性腎臓病の働きが弱った時に見られる東洋医学的症状

 ★体が疲れる。特に足がだるくなる。

 ★腰や腎臓がある部位に鈍痛やだるさを感じる。

 ★朝起きた時に顔や手が腫れぼったい。夕方になると足がむくむ。

 ★目がすぐ疲れる。

 ★朝起きるのがつらい。

 ★うつ伏せに寝る癖がある。

 ★背中や胸に神経痛のような痛みが時々出る。

 ★顔色が黒ずんでいる。上瞼が腫れている。

 ★足の裏が異常に温かく、夜就寝中に布団の外へ出さないと寝られない。

 ★よく風邪を引いて熱をだし、のどが痛み、なかなか治りにくい。

 ★体を左右に振って歩く。

 ★仰向けになり、おへその左右を手で押してみると圧痛がある

 ★背骨の胸椎の10番の両側を押すと圧痛がある。腎臓へ行く神経はここから出ている。

 ★履物の後ろ外側が減っていると、腎臓が働かないことを示している。

  以上の症状が3個以上あれば、今後慢性腎臓病に発展するか、ごく初期の段階が疑われる。

 

5.早期発見のための検査

 1)腎臓の働きが低下すると、老廃物の排泄が悪くなり、体内に蓄積される。その老廃物のひとつがクレアチニンで、血液検査によって調べる。血中の血清クレアチニン値(eGFR)の濃度が高いと、腎臓の働きが低下しているとみなす。 eGFR60未満の場合は慢性腎臓炎が疑われる。

 2)尿に含まれる蛋白をチェックすると、通常尿中には含まれない蛋白が出ていると、腎臓の働きが低下しているとみなす。検査結果は「-」、「+」で表し、「-」は正常で、「1+」、「2+」は

 慢性腎臓炎が疑われる。

 3)更にアルブミン尿の値を検査して、アルブミン尿の値が30mg/日以上ならば、慢性腎炎が疑われる。この数値は糖尿病になると、腎臓の糸球体の異常によって、高い圧力で血中の蛋白が血液から尿に漏れ出してくるためおきる。糖尿病性腎性という。

  これ等は健康診断の検査項目として、採用されているので、異常がある場合は、直ぐに病院で精密検査を受ける必要がある。病院ではこれら三項目の値をチェックして、正常、軽度、中等度、高度と区別して、治療方法を選択する。

 

6.慢性腎臓病の治療

 前述したように慢性腎臓病発症の原因は、糖尿病、高血圧、腎炎など腎臓自体からのもの、脂質異常症、肥満、加齢、タンパク質やカリウム、塩分その他の食事内容、他の服薬、運動量などいろいろあるので、原因に合わせた治療と生活習慣の改善を行うことになる。

  当然治療の具体的事項は専門医との相談のうえ開始する必要がある。ただ一つ言えることは慢性腎臓病の発見が遅ければ遅いほど、治療も難しくなるから、早期発見、早期治療が大事である。

  最悪の場合は人工透析、腎臓移植が必要となるから怖い。それほど慢性腎臓病の治療の決め手が無く、困難で、長引いて、治りにくい病気なのである。

 

7.現代医学での慢性腎臓炎の症状

 慢性腎臓病の進行度によっても異なるが、例えば次のような症状が出る。

 ★だるさ、食欲不振、吐き気、頭痛、むくみ、息切れ、動悸、骨が脆くなるなど。

 

8.慢性腎臓病に対する甲田療法とは

 「腎臓病と甲田療法」という本を紹介する。著者は甲田光雄博士、創元社刊、20021月発行。甲田光雄博士は大阪大学医学部卒業、八尾市に甲田医院を開業して、西式健康法を基にした、独自の甲田療法を考案して、多くの難病で苦しむ人の治療に専念する。200884歳で逝去。

 1)253ページから成るこの本の内容は、前篇は腎臓病の理解と健康対策として

 ★現代医学だけでなく、民間療法にも金の卵がある。

 ★腎臓の解剖と生理

 ★腎炎、ネフローゼの概略

 ★腎疾患診断に必要な検査法

 ★腎臓病の健康対策として、

  ・風邪を引かない身体になること

  ・足の故障を直すこと

  ・腎臓の働きを助ける方法

  ・食事療法

  ・腎臓病に対する断食療法

  ・家庭で出来る一日断食

 ★腎臓病の予防について

 なお後編は断食療法体験記・・・腎炎、ネフローゼとの闘い

 ★10人の方の体験治癒例が載っていてる

 2)慢性腎臓病に対する甲田療法とは

 ★西式健康にある裸療法、温冷浴を行い皮膚を鍛え、体内の血液循環をよくすること

 ★足の故障を直す。腎臓の働きが低下するのは、足首の故障が最大の原因と見なす。脚絆療法と毛管運動をして、足首の歪みや炎症を治す。

 ★腎臓の働きを助ける方法として、脚湯法、平板に寝る、金魚運動をするなど

 ★食事療法として、少食にして、玄米、生野菜の摂取、生水やビタミンCを柿茶から摂るなど。但し高度の疾患は生野菜のカリュウム摂取はいけない。高脂肪、高たんぱく食もいけない。

 ★断食療法によって宿便を取りのぞく などである。

 3)これらの療法の中で特筆すべきことは、

 ★足の故障を治すことである。腎臓の悪い人は100%足に故障があるという。このことは現代医学では無視されているが、甲田博士は何十人もの腎臓患者を治してきた臨床経験から自信持って断言している。足首の故障は腎臓ばかりでなく、風邪やノド、扁桃腺,鼻の疾患にもなりやすいという。

   その根拠となっている外国の研究がいくつかある。まず足指の付け根が痛いのは、モルトン氏病と云う。特に親指の付け根が痛いことが多い。次に踝の周囲を押してみて痛いのは、ソーレル氏病と云う。それぞれこの痛みを研究した人の名前がついている。この痛みは左右の足を交互に指の付け根から踝へ、次に膝へ、更に股関節へとどんどん上の骨格に影響を及ぼし、最終的に首の曲がりに行き着く。

   もう一つの研究はスペインのツルーエタ博士は1941年のドイツからロンドンへの空襲の時に、ロンドン市民で足に怪我した人が皆腎臓病になったのことから、更に動物実験で、足の故障と腎臓病のことを研究して、1947年にその成果を世界に発表している。

 ★断食によって、宿便を取ることである。これも現代医学では無視しているが、宿便の害を取り、腸内環境をよくして、善玉菌を増やし、きれいな血液を作ることが肝要という。

 ★食事療法の重要さである。玄米、生野菜中心の少食である。そして甘いもの、酒は避ける。

  大食、甘いもの、酒の多食、多飲の人は足に故障が起きることを、多くの臨床経験の中で確認している。

 ★背骨の歪みを直すこと。特に胸椎の10番の歪みを正す。

 

9.まとめ

 1)いま子供の腎臓疾患が増えていると聞く。運動不足、甘いものの摂り過ぎ、高脂肪、高たんぱく食、および加工食品の食品添加物などが影響しているためだろうか。確かに今の子供は姿勢が悪いのは骨が弱いためだろう。

2)足の血流が悪いと、ヘソから下の腎臓、膀胱、前立腺、子宮筋腫、痔などの疾患に罹り易いと言われている。その訳はこれらの臓器や器官の血流は足の血液循環によって左右されているからである。特に太腿の内転筋が衰えると、これら臓器や器官への血流が滞るため、機能が低下する。

3)東洋医学の経絡の腎経が足の裏から踝を経由し、脚から下腹部へ繋がっていて、足に故障があると気血が上へスムーズに流れない。

4)この本にある治癒した体験談を読むと、現代医学に見放された人が、甲田博士の指導の下に、涙ぐましい努力をして、健康体に復帰した喜びの話には感動する。

5)足の故障は万病の基という。足の親指の付け根、足くるぶし、膝、股関節に違和感がないだろうか。これまでに足首をねん挫した覚えがないだろうか。今は痛みが無くても、断食をすると、治癒反応として痛みが出てくる。医者は健康のために、散歩を勧めるが、こんな人が散歩するのは、とんでもない話である。95%の人は足に何らかの故障があるというから、それを治してからにした方が良い。

おわり

脳梗塞・心筋梗塞の予防と治療法 By 豊岡 倫郎 氏 2019-1-25

 

1. 予防に勝る治療法なし

 

  病気を発症してしまってから、あれこれ反省しても、時すでに遅し。いまガンに次いで多いのが、脳梗塞、心筋梗塞の死亡者である。この二つは共に血管の異状によって起きる。これらの発症を事前に予知できる診断法を開発した医師がいる。その人の名は真島康雄(まじまやすお)博士で、1950年生まれ、久留米大学医学部卒業、現在久留米市内で真島消化器クリニックを開業している。その動脈硬化の予知法や診断法及び治療法の新理論を日本超音波医学会誌に発表し、大きな話題となっている。そして2018年4月に「脳梗塞、心筋梗塞、高血圧は油が原因」(幻冬社発行)という本を出版した。今回はこの本の内容を参考に供する。

 

 

 

2.医学界の定説を覆す新理論の数々とは

 

 1)動脈硬化発生のメカニズム

 

  ★定説では、動脈硬化は悪玉と呼ばれるLDLコレステロールや高血圧、加齢などが原因でおこる。血液検査などでこれらの数値の高い人は、これらを予防するための治療をする。

 

   →新理論では、動脈硬化はLDLコレステロールとは無関係で、高血圧も加齢も動脈硬化の直接の原因ではなく、食事から摂る超微粒子の脂肪滴が血管壁に浸み込んで堆積して、プラークが出来ることによる。

 

なおプラークとは粥腫と呼ばれる脂肪の塊のこと。

 

  ★定説では、一度血管にへばりついたプラークは取り除くことはできない。スタチン剤の薬でコレステロールの働きをコントロールし、プラークがこれ以上増えないようにするしか、治療法はない。

 

   →新理論では、薬を頼らず食事によってプラークを減らし、血管の詰まりをなくすことが出来る。食事療法によって活性化したマクロファージは血管壁に堆積したプラークを随時取り除いてゆき、減らしくれる。コレステロールを下げるために飲む薬はプラークの改善を妨げる恐れがある。

 

なおマクロファージとは白血球1種で、生体内をアメーバ様運動する遊走性食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌などの異物を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。

 

  ★定説では、高血圧や糖尿病などの刺激によって、血管内皮細胞が傷つき、マクロファージが呼び寄せ薬となって、LDLコレステロールを取り除こうとするが、結果的に血管壁にマクロファージの死骸やコレステロール、脂肪が堆積してプラーク化してしまう。しかし最近は動脈硬化の原因は炎症であるという説が出ている。

 

   →新理論では、血管内皮細胞が正常なままで、流体力学的な力で、食事から摂る超微粒子の脂肪の粒が血管内皮細胞間に入り込んでゆき、血管壁にプラークを形成する。

 

 2)新理論では、動脈硬化を促進させる要因

 

    プラークが形成には超微粒子の脂肪滴に加えて、アルコール、高血糖、血流のストレスよって、動脈硬化は更に進んでゆく。超微粒子の脂肪滴とは動脈硬化の原因物質はここでは脂肪滴と呼んでいるが、油脂のことで、この油と脂が動脈硬化の最大の原因としている。従って油脂の摂取量を減らす食生活をすれば、プラークも小さくなっていくという理論である。

 

 

 

3.エコー検査による血管のプラーク量の測定と診断基準

 

 エコー検査とは、超音波を対象物に当ててその反響を映像化する画像検査法である。真島博士が行っているエコー検査方法は、「8か所血管エコー検査」と称して、★右頸動脈の分岐点、★左頸動脈分岐点、★右総頸動脈、★左総頸動脈、★右鎖骨下動脈、★腹部大動脈の分岐部、★右大腿動脈の分岐部、★左大腿動脈の分岐部、の八か所のプラークの最大値を計測して、合計する。

 

 その合計した総量によって、動脈硬化進行度の診断基準として設定している。

 

  1995年にクリニックを開設して以来コツコツと来診する患者さんをエコー検査器で測定をし続けてきて、5,800人以上の45,000回分の膨大なデーターを分析した結果から得られたのがこの新理論である。

 

 

 

4.新理論の集大成としての結論

 

 1)動脈硬化の真の原因は油と油脂の摂取過剰による。LDLコレステロールはプラークの原因ではない。また高血圧が動脈硬化の原因でもない。塩分も高血圧の原因ではないという。

 

 2)独自の食事療法(RAP)EPA製剤とビフィズ菌製剤を中心とした治療で、患者が摂取することによって、プラークが縮小してゆく事を確認した。動脈内にできた石灰化も減って行くことも実際エコーで確認できた。石灰化とは血管壁に溜まったプラークにカルシュウムなどが沈着して石のように固くなった状態をいう。「石灰化したプラークは治らない」という医学界の常識を覆したのである。

 

 3)真島博士自身が、治療前と治療後のプラークの測定をしているから、測定誤差が少ない事。

 

 4)他の病院でスタチン剤を服用していた患者もスタチン剤を飲まないほうが、動脈硬化を治せることが解かった。スタチン剤とは一般的に肝臓に働きかけて、HMG-CA還元酵素を抑制することによって、LDLの合成が抑えられて、LDL悪玉コレステロール値を下げる効果のある薬のことである。

 

  しかし真島博士によると、スタチン剤はLDLの合成を抑制する過程で、コエンザイムQ10を減少させて、糖質や脂質が体内で有効に利用されくなり、体内に糖質が残り、エネルギー代謝も低下して、糖尿病になりやすくなる。余った糖質は脂肪に変わり、血管壁にプラークを溜まりやすくする。コエンザイムQ10が低下して、エネルギー代謝が低下すると、元気が出ないとか、倦怠感を覚えるなどの自覚症状が出てくる。またスタチン剤はマクロファージの活動を抑制してしまう作用もあるため、免疫力が低下し、がん細胞やプラークを貪食して除去する能力も低下してしまい、その結果更にプラークが大きくなってゆくと。従って、LDL悪玉コレステロール値がスタチン剤で低下しても、片やプラークが増大したのでは、安心できない。

 

 

 

5. 薬より食事で治す、食事療法(RAP)とは

 

 血管内にプラークが溜まり、動脈硬化が進行する最大の原因は食事にあることが
 明らかになり、患者に問診用の「食習慣点数表」に記入してもらい、その内容を
 見て、食事指導をしている。

 

 ★油はあくまでも油であり、どんな油であれ控える。肉、魚、揚げ物、
  炒めもの、油性ドレッシング、乳製品、バター、マーガリン、レトルト食品、
  マヨネーズ、カレールーをも控える。

オリーブ油もエゴマ油も控える。

 

 ★甘いものを控える。甘いものは血糖値が上昇し、血管内皮細胞が委縮し、血流量が増大し、血液成分のバランスを取ると、血管内皮細胞同士の間隔が広がり、血管が拡大すると、血管壁内に脂肪滴が入り込む。そしてプラークが形成される。更に流体によるストレスが大きい大動脈のカーブ部分や分岐部ではプラークの石灰化が進行する。

 

 ★アルコールを控える。お酒のアルコールが入ると、血管内皮細胞が変性、委縮、炎症、出血、石灰化を起こす。そして血管内皮細胞同士の間隔が広がり、血管壁内に脂質が堆積してゆく。

 

 ★禁煙。喫煙はマクロファージの能力を低下させる。ガンの発生の関与からも
  止めるべき。

 

 ★野菜を多く摂る。その訳は、マクロファージの能力アップ。野菜の酵素が油を分解する。植物性のファイトケミカルという化学物質が免疫力を高め、活性酸素から血管内皮細胞を保護する。

 

  摂取した油成分を食物繊維にからめて、便として排出してくれる。腸内細菌が活性化し、油を分解してくれる。

 

 ★お薦めの摂取食品はところてん、豆乳ヨーグルト、味噌汁、市販の野菜ジュース、甘酒、粉末のビール酵母、たまご、海藻・海苔、脂質量の少ない魚や肉、煮た野菜か生野菜、果物、雑穀米など、納豆は少しだけ、大豆製品を過食するのは控える。大根おろし、あさり、しじみ、発酵漬物、こんにゃく、トマトケチャップ。

 

 ★小魚、しらす、ちりめんじゃこはよいが、青魚や白身魚でも油っこいのは控える。

 

 ★毎日生野菜のスムージーを飲む。

 

 ★ビタミン豊富な果物を摂る。生野菜と果物に含まれるビタミンCはマクロファージの貪食能を高め、コラーゲンがよりスムーズに作られるように働き、血管内皮細胞が滑らかに連なり、隙間が狭くなるため、超微粒子の脂肪滴が血管内膜に入り込み堆積するのを防いでくれる。

 

  外国の文献に「ビタミンC500mg毎食後に投与したところ、プラークの改善を10人中6人に認めた」とあることを紹介している。

 

 

 

6.真島博士の新理論の問題点

 

 ★8か所血管エコー検査はまだ全国的に普及していないため、どこででも簡単に診断を受けられない。厚労省や医師会でもこれを認知したり、採用する兆しがないようだ。

 

 ★エコー検査機器の取扱いも8か所も計測するのに、技術的にも習熟を要し、計測時間もかかる。

 

 ★RAP食を患者に提案しても、毎日の食事において、実行するのは患者本人の納得や強硬な意思がないと、継続は難しい。ましてや全国の内科医がRAP食を理解し、指導できる技量を身に着けるのも困難が多い。

 

 

 

7.まとめ

 

 1)体の細胞も血液も骨も毎日の食べ物によって、作られてゆく。インプットの質が悪ければアウトプットの質も悪いのは当然である。やれグルメだ、スイーツだと暴飲暴食に何の疑いも抱かず、牛飲馬食して家族みんなで浮かれていては、先が思いやられる。

 

 2)何千人もの人を診察して、動脈硬化を新理論により治癒に導いたり、改善させた事実は誰も否定することはできない。事実は嘘をつかない。

 

 3)現代医学の医師たちはマニュアルに従って、LDLコレステロールが高い患者たちに、スタチン剤などを出しているようだ。

 

 4)この新理論が早く全国の医師たちの間に普及すれば、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞で死亡する人も大幅に減少することだろう。その前に各自が食の重要性を理解し、実行することである。

 

 5))人間本当のことを知らずに、ずるずると病に負けて倒れることほど悲しい事はない。

 

 6).動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞が心配な人は、この真島博士の新理論の著書を精読してほしい。今回は概略を紹介したに過ぎない。

 

7)動脈硬化になると、全身の血流が悪くなる。新陳代謝も悪くなるから、あらゆる病気の温床となる。血流が悪くて、酸素が不足している部位にガンが出来ることを知ってほしい。

おわり

健康へのトビラ Vol.17 発行のお知らせ

健康へのトビラ Vol.17(2019年1月15日発行)のお知らせ。

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◆ 第9回健康観音フロントコンサートのご案内

・日 時:2019年2月11日(月・祝日) 9時30分より

・会 場:坂出健康会館(坂出市江尻町1220番地)

・内 容:オカリナ演奏とサヌカイト演奏&コーラス

◆ 第9回研修旅行 to 安曇野

・日 時:2019年3月15日(金)~17日(日)

・行 先:長野県 白骨温泉,安曇野,善行寺,信州中野

・募 集:約 10名

・申込締め切り:2019年2月28日(木)

一日カイロプラクティック教室 の案内

Kairo1

↓ カイロプラクティックとは

http://nhkkt-maeda.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-f0c4.html

第9回 健康観音 フロントコンサートのご案内

◆ 日  時:2019年2月11日(月)祝日 9:00~11:00

◆ 場 所:坂出健康会館 坂出市江尻町1220

◆ 9:00~9:30 健康観音 法要 御導師:細谷 宥純 様

◆ 9:45~ サヌカイト演奏 演奏:岸本 裕子 ・伴奏:坂口 洋子

◆ 11:00~ コーラス

◆ 入場料:無料

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