■ 前 田
① 初夢で会いたいなぁ~父と母
② 初夢は下手なゴルフのナイスショット
③ トランプのやりたい放題年明けも
■ 秀 弥
初夢や明けて今年の動き出す
午の年迎ふ八度の年男
ふるさとの古(いにしえ)見たり初夢に
■ 金 博
つまとゆく海辺の小道冬ぬくし
だだっ児をかき抱き帰る冬茜(あかね)
寒星の大三角や讃岐富士
■ 延 一
初夢も消え失せにけり朝までに
朝散歩雪ふりしきる大麻山
花梅やろうばいの香もいまひとつ
■ 道 子
初夢や飄(ひょう)と父現(あ)る達者かと
人日(じんじつ)の天気晴朗風荒ぶ
爛爛(らんらん)と星凛凛(りんりん)と寒に入る
■ 幸 利
レアメタル大深海のお年玉
初参り合格祈願寺社巡り
初夢や今年も目指す月の旅
■ 才 原
初夢や歳重ねるも夢つきず
三が日やまぬテレビと手酌酒
初夢や街角ピアノ弾き語る
あとがき
「初夢」とは元日の夜または正月二日の夜に見る夢
「一富士 二鷹 三茄子」
そして「四扇 五煙草 六座頭」と続くらしい
わが句会ピンピン会では「一家族」「二お年玉」「三追憶」のようでした
新しい年も夢いっぱいで過ごしましょう
「初夢や今年も目指す特選句」
■ 秀 弥
① 年の瀬や餅搗き合いぬ隣組
② 餅切りは子供の役目手に血豆
③ 空腹で冬眠出来ず熊街に
■ 金 博
① 餅つきや大根黄な粉餡子餅
② 餅つきや鴨居に二匹子(ねずみ)の子
③ 君思ふ故に我ある小春かな
■ 延 一
① 餅搗や若い顔なり父と母
② あちこちに米を産まない冬田あり
③ どの星も手のとどくよな冬の空
■ 道 子
① 餅搗の音の響ける空ま青
② 寒禽(かんきん)のこだま透きたる樹間かな
③ 反戦詩読む極月の朝の雨
■ 幸 利
① 餅つきや掛け合う声と杵の音
② 湯気香り杵で搗く米香り良し
③ 境内に掛け声響き餅の音
■ 才 原
① 餅つきや搗き手の気合湯気になり
② 餅つきや遠きふる里重なりぬ
■ 前 田
① もちつきを指折り数えた幼き日
② 楽しみは餡子もらえるお餅つき
③ 杵つきの掛け声懐古境内へ
あとがき
臼・杵の餅つき・・・
昭和である 親父あり 家族あり 隣近所あり 風俗文化である
令和の子供達には??? どう伝えるか???
次回は「初夢」ゆく年の瀬を眺め 来たる新しい年に思ひを巡らしたい
金 博 記
■ 前 田
① 寒冷の見舞い日付けは吉日に
② 大安にあげた婚礼秋の風
③ 新米の女性総理けっぱれや
■ 秀 弥
祝詞(しゅくじ)みな「天高し」初絵画展
露地売りの野菜のおまけ蜜柑二個
ひっそりと老は来にけり冬の風
■ 金 博
小春日や大安吉日讃岐富士
小春日や山を仰ぎて河原道
鷗舞ふ海辺に二人瀬戸小春
■ 延 一
すすき原一人占めして大安吉日
小春日や水面の五岳微動せず
オリオンが輝き沈む早朝散歩
■ 道 子 (欠・投句のみ)
小六月申し分なき空のあを
揃へある御僧の草履石蕗(つわ)の花
大安吉日呼び止めて購(か)ふ ロバのパン
■ 幸 利
晴姿吉日に見る孫の顏
催しを好んでするや吉日に
成人祝う黄道吉日(こうどうきちにち)
■ 才 原
寄り添いていつもの場所で日向(ひなた)ぼこ
丸亀城恐竜降臨菊花展
吉日や朝風おこす渡り鳥
あとがき
夫々に「大安吉日」をエンジョイの様子が見える
まさに「大安」であり「吉日」である
なるほどそのような「大安」もありか!
「吉日」も有りか!
「大安吉日}を増やしていこう!!
次回は「餅つき」快く年の瀬を眺め 来たる新しい年に思ひを巡らしたい
金 博 記
■ 秀 弥
① 新米の袋の口を香ぎにけり
② 新米やなにゆえかくもうまいのか
③ 名月や小さき天守をぶらさげて
■ 金 博
① 故郷の新米届くや「百万石」
② 新米や母の手形の塩にぎり
③ イナゴとりかばん背中にたんぼ道
■ 延 一
① 新米や弁当に詰めいざ出陣
② 南瓜のコロツケつくるハロウイン
③ 秋暁や良い日の予感ナイスラン
■ 道 子
① 新米やありし日の卓賑やかに
② つぶつぶの重量感よ今年米
③ 初鵙や空の群青引き緊むる
■ 幸 利
① 釜炊きの香る新米匂い良し
② 刈り入れの新米刈るやコンバイン
③ 新米の粒立ち見るや踊りけり
■ 才 原
① 新米やおむすび一つ五百円
② 新米や湯気立つ中に明太子
③ 新米や多くの人の飯の種
■ 前 田
① 新米が出ても我が家は古古古米
② 新米をおかず食べずに食す孫
③ 新米の女性総理に期待大

あとがき By 金 博
「新米」縄文人にはホッとする!
我が家も農家で子供の頃
「田植」「稲刈り」「脱穀」「精米」とそれぞれの作業で
子供の手伝いがたくさんあった
父・兄の仕事を見よう見まねで手伝わされたことを想い出す
そして今・・・令和七年 備蓄米 輸入米 加州米 国産米
銘柄米 ・・・・・
米にもいろいろあるようで?????
「米」「コメ」が脚光を浴びた
詠み人それぞれの「新米の思ひ」五七五にみえることいとおかし・・・
次回は「大安吉日」快く年の瀬を眺め 来たる新しい年に思ひを巡らしたい。
■ 秀 弥
① ありがたや今が倖せ敬老日
② つるつるとうどんすする敬老日
③ 香の消えた木犀の下金の花
■ 金 博
① 今日も又共に歩まん敬老日
② 鷗とぶ瀬戸の島々秋夕焼け
③ 騒がしき世を見下ろすか白き月
■ 延 一
① 仏前に花を上げます敬老日
② 荒れ畑に下向く案山子秋の夕
③ 前池や月と写るは飯の山
■ 道 子 (欠・投句のみ)
① ご夫婦のお顔似てをり敬老日
② あら今日はお年寄の日だったのね
③ 鳥獣も出でよ月光ふりそそぐ
■ 幸 利
① 月明り揺れる草木の夜の道
② 遠き星月見団子に想い込め
③ 空を背に星の流るる月見舟
■ 才 原
① 月天心涙あふれてゆらぎけり
② 幼な子や月を欲しがるあいらしさ
③ 月うさぎ耳をすませばペッタンコ
■ 前 田 (欠 投句のみ)
① 敬老に値いするのかこの私
② 月で見る地球の青さ永遠にあれ
③ かぐや姫帰っておいで満月に
■ あとがき(金 博)
敬老日亀にも酒を飲ませたし
敬老の日わが周囲みな老ゆる
この道やゆく人もなし秋の暮
敬老をエンジョイのようすがしっかりと詠まれた メデタシ!敬老!!
■ 次回(第140回)は「新米」 10月31日(金)
米 コメ 脚光を浴びた令和七年 備蓄米 輸入米 加州米 国産米 銘柄米
米にもいろいろあるようで?
農産大臣とともに十七文字で振り返ってみることとしたい
● 前田
① 酒飲んで踊り狂った阿波踊り
② 十円を握りしめ嬉し秋祭り
③ 抜け殻と亡骸並ぶ蝉の命(メイ)
● 広岡
① 落ちかかる日を支えて踊るなり
② スパイクの紐しめ直し最終回
③ 誰がために命捨てたか敗戦月
● 小西
① お諏訪さんうばし神社西瓜祭りに我誕生
② 盆踊り稚児も舞いおり襷掛け
③ 阿波踊り酷暑ふきとぶ幼児連
● 香西
① 若き日は胸の中にも雲の峰
② みな忘れ踊りあかしたB・Aの夜
③ 笑みこぼしはちきん踊るなんのため
● 道子
① をどりの手ひらりひらりと死者生者
② パパはヒーロー踊り太鼓の撥さばき
③ 別人のやうにりりしくをどりをり
● 才原
① 幼な子や踊り疲れて母の背に
② 指しなう女踊りのしなやかさ

③ 阿波踊り糸なく跳ねるマリオネット
● 三谷
① 村あげて皆集まるや祭りかな
② 聞こえ来る祭りモードに胸弾む
③ よさこいや熱気と掛声踊りの輪
開催予定日:2025年8月28日
兼題「秋祭り、踊り」
酒飲んで踊り狂った阿波踊り
酒飲んで見よう見まねの阿波踊り
十円を握りしめ嬉し秋祭り
抜け殻と亡骸並ぶ蝉の命
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